Ｑ２障害年金の受給額は？

＜①国民年金＞
国民年金は、過去の収入に関係なく、支給金額は定額です。（以下Ｈ２１年度の金額）
等級が１級の場合９９０，１２５円、２級の場合７９２，１００円です。
１８歳未満のお子さんがいる場合、子の加算として、第２子まで各２２７，９００円第３子以降７５，９００円が加算され支給されます。

＜②厚生年金＞
厚生年金の支給金額は、平均給与額や年金に加入していた期間により異なります。計算式は複雑ですが、概算で「平均月収の約１．６箇月分」です。
→障害等級１級、２級の場合、上記障害厚生年金の金額に加え、①国民年金からの支給＋配偶者加給年金（Ｈ２１年度金額２２７，９００円）が加算支給されます。※配偶者加給年金は配偶者の収入が多い（年収８５０万円以上等）の場合、支給されません。
→障害等級３級の場合
（計算した厚生年金受給額が少ない場合）最低保証金額として５９４，２００円が保証されます。

＜③共済年金＞
障害共済年金の支給金額は、平均給与額や年金に加入していた期間により異なります。計算式は複雑ですが、概算で「平均月収の約１．６箇月分」です。厚生年金とほぼ同じですが、共済の職域加算等が行われるため、厚生年金受給額より多くなるのが一般的です。しかし、出勤中は障害年金の支給が停止になる等、特色的な制限もあり、共済毎に異なる対応があるため、注意が必要です。